世の中を支配する数式とは?

世の中の物事、事象はすべて

Y = f (x) でできている!

 

 

いきなり何を言い出すんだ?と思うかも知れません。

でもこの考え方って案外重要で、物事をシンプルに考える基本にもなると考えています。

 

 

理系の方であれば、ん?何かの関数か?と お分かりだと思うのですが、

その通り、関数です。

fは function という英単語の略で、関数という意味です。

Y = f (x) というのは、yはxの関数であるということを示します。

xがある値であるとき、それに対応して1つのyの値が決まるというものなのですが、

数式,フォーミュラ

 

例えば、

f (x) が 3x + 5 のとき

x = 1 ですと、3 × 1 + 5 = 8 で、 y は8。

x = 2 ですと、3 × 2 + 5 = 11 で、 y は11。

x = 3 ですと、3 × 3 + 5 = 14 で、 y は14。

つまり、 x に何かを入れると、f (x)によって変換され、Y に変わるということですが、

世の中の事象のすべては、この関数の数式のように、

何か1つの要素があって(x)、それが何かの影響を受け(f(x))、Yという結果になるという考え方です。

 

 

この考え方を、コミュニケーションという視点で考えてましょう。

コミュニケーションと言いましても、いろいろなパターンがありますので、

ここではシンプルに考えてみます。

 

 

こんな会話だったとします。

A君「ソチオリンピック感動するよね〜」

B君「そうだねぇ、俺なんか泣いちゃったよ。」

まあ、他愛のない会話ですが、

この一連の会話の認識の流れはどのようになっているかというと、

Aの言語→Bの表層心理→Bの深層心理→Bの表層心理→Bの言語→Aへ

実はこのように細かく分けられます。

 

 

人は言語に対し、それを理解する思考のプロセスというものがあり、

思考のプロセスというのは、表層心理(顕在意識)→深層心理(潜在意識)の段階で「理解」をし、

深層心理(潜在意識)→表層心理(顕在意識)の段階で「解釈」したものを言語化していきます。

このうち、深層心理(潜在意識)には、ストレートに蓄積された純粋な体験世界があります。

 

 

当然ながら、潜在意識は無意識下のレベルですが、

ここにはその人独自の「ありのままの事実」しかありません。

五感を通じて、この体験は個人個人それぞれの解釈に変換され、個人の考え方となっていきます。

 

 

興味深いことに、

この一連の認識の流れの中で、個人の考え方を言語化する段階で、

人は自身の認識を、「一般化」したり、「歪曲」したり、「省略」したりして、

フィルターを自動的にかけて、自分ならではの経験世界を作り上げていくんですね。

そしてこのように作り上げられた表層心理(顕在意識)というのは、

個人個人の「思い込みの事実」となっていきます。

 

 

先ほどの数式にあてまめますと、

この一連の認識の過程における「一般化」「歪曲」「省略」が f (x) にあたります。

相手の発する言語(x)に対し、 f (x) というフィルターを通して、自分自身が言語化(Y)するというのが

コミュニケーションの実態です。

 

 

つまり、コミュニケーションの成否というのは、

この f (x) の部分である、「一般化」「歪曲」「省略」が重要なポイントとなってきます。

 

 

ミスコミュニケーションのほとんどは、この f (x) の部分であります、

「一般化」「歪曲」「省略」に起因するんですね。

逆に考えると、より良いコミュニケーションを取る秘訣は、

この f (x) の部分を上手に攻略すれば良いということになります。

 

 

具体的にどうすればよいの?はまた別の機会にゆずりますが、

このようにコミュニケーションという、複雑な問題も

Y = f (x) の数式に置き換えて考えてみると、

物事を少しずつシンプルに捉えることができるようになってくるのではないでしょうか。

 

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